報酬・賞与と福利厚生
当社は社員を最も重要な資産と考え、社員に優れた給与、充実した福利厚生を提供し、法規制に基づいて社員の労働保険、健康保険、退職金加入の権利と利益を保証するほか、給与・賞与制度と業績管理制度も確立しています。
当社の実績管理制度は、企業の運営業績と社員個人の業務目標を結び付け、社員の業績を評価し、公正な昇格または奨励の機会を与え、社員が適材適所で自己成長し、楽しく学び、発展する環境を作ります。
平等且つ充実した報酬・賞与
優秀な人材の採用と定着、および外部市場に通用する競争力を維持するため、2022年、コロナ禍の中、社員の年次昇給を実施しました。
一般新入社員の平均給与は2022年の台湾の最低賃金の1.41倍で、給与・賞与最高額の社員の年額増加率と、その他の社員（給与・賞与最高額の社員除く）の平均的な年額増加率の中央値の比率は1.04です注1。
当社は、男女の同一職種同一賃金を重視し、男女平等の準則を遵守しています。業績を基に年末賞与を支給し、性別による差別を行わず、合理的且つ将来性のある給与を支給しています。給与・賞与最高額の社員の年収と、その他の社員（給与・賞与最高額の社員除く）の年収の中央値の比率は4.28です注2。
2022年は開発技術担当者の多数が男性であることや学歴・経歴の差が要因となり、男性の平均給与額が女性を上まわり、男女の給与・賞与の割合に若干の差が生じました。
注1：
給与・賞与最高額の社員の年収増加割合と、その他の社員（給与・賞与最高額の社員除く）の平均的な年収増加割合の中央値の比率は2022年および2021年度の非管理職正社員の給与申告資料を参照し、「組織内給与・賞与最高額の社員の年収増加の割合÷全社員（分子に記載する給与・賞与最高額の社員除く）の年収の中央値増加割合」という計算式を使用して算出しました。
注2：
給与・賞与最高額の社員の年収と、その他の社員（給与・賞与最高額の社員除く）の年収中央値の比率は、2022年度非管理職正社員の給与申告資料を参照し、「組織内給与・賞与最高額の社員の年収÷全社員（分子に記載する給与・賞与最高額の社員除く）の年額の中央値」という計算式を使用して算出しました。
福利厚生と柔軟な制度
当社は、保険、賞与、研修、レジャー、便利なサービス・施設等、柔軟で多様な福利厚生を企画し、個人の衣・食・住・交通・教育・娯楽といった実用的なニーズをカバーし、社員がワーク・ライフ・バランスを追求できるようにしています。このほか、冠婚葬祭、入院、緊急事態対応などの管理体制を整え、被害や不幸が発生した際に必要な援助とケアを提供します。
また、福利委員会や労使会議等、様々なコミュニケーション手段を通して従業員の声に耳を傾け、毎年の福利厚生活動や補助制度の企画、調整の参考にします。今後は、働きやすい職場及び心身の健康を考慮した多様な福利厚生や、グループ別の社員支援プログラム（EAPs）を提供し、あらゆる方面から社員をケアします。
1.快適なオフィス環境
当社は、新製品開発のために頭脳を酷使し、奮闘する社員に休憩、リラックスしてもらうため、広くて快適なオフィス環境と休憩スペース、スポーツセンターを提供し、フィットネス器具、血圧計、体重計、テーブルフットボール、マッサージチェア、倒立器、ウェイトトレーニング器具等を配備しています。
2.保険と保障
• 法規制に基づき、入社日に労働保険、健康保険に加入します
• 団体保険、生命保険、入院治療及び傷害医療費等、健康保険を社員に提供します。扶養家族も自己負担で雇用主賠償責任保険に加入することができます
• 業務中に発生する不慮の事故に備えて、補償保険、海外出張保険など、社員に十分な保障を提供します
• 海外出張中の不測の事態に備え、無制限の海外災害救助を提供します
• 新型コロナウイルス感染症対策として、社員を対象としてワクチン接種保険に加入します
3.サービス・施設
• フレックスタイム制、無料コーヒー、スナック代、郵送物発送
• 社員用駐車場、授乳室、ユニセックストイレ
• 各フロアにコーヒーマシン、電子レンジ、冷蔵庫を設置
• 個人のニーズに応じてリモートワークを申請することが可能
• 政府の方針に賛同し、育児休業取得を支援することで、社員の人生の重要な節目をサポートしています
4.社員のサークル結成を激励
• 各種サークル活動に助成金を支給します。社員10名以上でサークルを立ち上げることができ、外部大会に参加する場合は申込費用を一部助成します
5.心身の健康促進
• 動物とのふれあい• スポーツ教室• 現場医療カウンセリング• ファミリーデー
6.安心できる退職金計画
当社が社員のために設けた退職金制度には、台湾の「労働基準法」に基づく従業員退職規定に定められる確定給付制度、台湾の「労働者定年退職金条例」に基づく確定拠出制度が含まれます。人材を定着させるとともに、社員の退職後の経済的ニーズを支援するため、全社員が自由に参加できる「従業員持株信託」を立ち上げる等、総合的な福利厚生方針を導入しています。
社員の退職金は、勤続年数及び退職前半6か月間の平均給与に基づいて算出し、支給します。当社は、政府が策定した「労働者定年退職金条例」に基づき、労働者の月給の6%を労工保険局の労働者退職金個人専用口座に預金し、拠出額を当期費用として計上した上で、Brogent退職基金監督委員会が管理します（この退職準備金の残高は当社財務諸表の資産に含まれていません）。
2021年5月10日及び2020年12月31日現在、Brogentの退職金基金専用口座の残高は、それぞれ3,610千元及び2,421千元です。また2021年5月11日に既存の社員の旧労働者退職金制度対応勤続年数の清算作業を完了し、旧労働者退職金専用口座を抹消しました。現在、旧労働者退職金制度該当者はいません。
社員の会社
当社は、社員を企業の「資産」であると考え、人を大切にし、士気が高まる使命とビジョンを提供することで、社員が仕事の価値を感じ、楽しく、働きやすく、安全で健康的な職場環境を作っています。選考、育成、配置、定着の人事方針により、学び、成長する雰囲気を作り、社員の自己成長に支援するとともに、適材適所を実現することで、社員が強みを十分に発揮し、会社と共に成長できるように取り組んでいます。2022年に社員エンゲージメント調査を実施した結果、約79%が調査に参加し、平均得点は5点満点中の3.9点でした。
全員参加
キャリア社員の表彰
忘年会で勤続満5年、10年、15年の社員を表彰するとともにバッジ及び記念コインを授与し、勤続社員の長期にわたる貢献に感謝します。
伯楽金選抜
会社の目標を達成に向けて社員がチーム内で協力し合うことを奨励し、チーム全体および会社全体にプラスの影響と成長をもたらすために、毎年優秀チーム「伯楽金」選考イベントを開催し、忘年会で受賞チームを表彰し、奨励金を授与します。
改善提案
社員が会社の事業推進や業務プロセス改善に積極的に参加することを奨励し、自主的に新しいアイデアや具体的な提案を提出することで、会社の業務活動を改善し、業績を向上させ、競争力を強化します。提案は評価、審査した後、四半期ごとに優秀な提案を表彰して奨励金を授与します。
模範社員選考
毎年優秀な社員を模範社員選考会に推薦し、個人のキャリアアップを図ります。
社員は株主
2021年に「従業員持株信託」を立ち上げ、会社が100%補助し、優れた定期定額株式貯蓄プランを提供しています。
本信託は全社員が自由に参加することができ、新入社員も3か月の試用期間終了後に参加することができます。2022年末現在、社員の参加率は96%です。
労使のコミュニケーション
当社は積極的に労使関係を運営し、多様且つスムーズな手段により労使のコミュニケーションを図っています。労働組合の設置、団体交渉協定の締結は行っておりませんが、労使会議実施規定等の規定に基づいて労使会議を開催しており、業務関連の条項や社員の権利と利益について周知を行う説明会も随時開催しています。
スムーズ且つ効率的な社員通報体制を確立し、通報過程における平等性と透明性の確保、積極的な通報の処理や対応を行っています。過去5年間、社員による通報事件はありませんでした。
当社は、福利厚生委員会を設立し、積極的にコミュニケーションを図り、社員のニーズに配慮しながら、多様な福利厚生の選択肢を提供しています。
機関投資家向け説明会を年2回開催し、投資家、社員、社会の皆様に会社の経営状況を説明するほか、四半期ごとに「労使会議」を開催し、社員に企業運営の状況を報告しており、必要に応じて臨時会議を開催し、コミュニケーションを図っています。
重大な経営の変更により、一部の社員との雇用関係を解除する必要がある場合、各運営拠点の法令に従って事前に通知します。
当社の実績管理制度は、企業の運営業績と社員個人の業務目標を結び付け、社員の業績を評価し、公正な昇格または奨励の機会を与え、社員が適材適所で自己成長し、楽しく学び、発展する環境を作ります。
平等且つ充実した報酬・賞与
優秀な人材の採用と定着、および外部市場に通用する競争力を維持するため、2022年、コロナ禍の中、社員の年次昇給を実施しました。
一般新入社員の平均給与は2022年の台湾の最低賃金の1.41倍で、給与・賞与最高額の社員の年額増加率と、その他の社員（給与・賞与最高額の社員除く）の平均的な年額増加率の中央値の比率は1.04です注1。
当社は、男女の同一職種同一賃金を重視し、男女平等の準則を遵守しています。業績を基に年末賞与を支給し、性別による差別を行わず、合理的且つ将来性のある給与を支給しています。給与・賞与最高額の社員の年収と、その他の社員（給与・賞与最高額の社員除く）の年収の中央値の比率は4.28です注2。
2022年は開発技術担当者の多数が男性であることや学歴・経歴の差が要因となり、男性の平均給与額が女性を上まわり、男女の給与・賞与の割合に若干の差が生じました。
注1：
給与・賞与最高額の社員の年収増加割合と、その他の社員（給与・賞与最高額の社員除く）の平均的な年収増加割合の中央値の比率は2022年および2021年度の非管理職正社員の給与申告資料を参照し、「組織内給与・賞与最高額の社員の年収増加の割合÷全社員（分子に記載する給与・賞与最高額の社員除く）の年収の中央値増加割合」という計算式を使用して算出しました。
注2：
給与・賞与最高額の社員の年収と、その他の社員（給与・賞与最高額の社員除く）の年収中央値の比率は、2022年度非管理職正社員の給与申告資料を参照し、「組織内給与・賞与最高額の社員の年収÷全社員（分子に記載する給与・賞与最高額の社員除く）の年額の中央値」という計算式を使用して算出しました。
福利厚生と柔軟な制度
当社は、保険、賞与、研修、レジャー、便利なサービス・施設等、柔軟で多様な福利厚生を企画し、個人の衣・食・住・交通・教育・娯楽といった実用的なニーズをカバーし、社員がワーク・ライフ・バランスを追求できるようにしています。このほか、冠婚葬祭、入院、緊急事態対応などの管理体制を整え、被害や不幸が発生した際に必要な援助とケアを提供します。
また、福利委員会や労使会議等、様々なコミュニケーション手段を通して従業員の声に耳を傾け、毎年の福利厚生活動や補助制度の企画、調整の参考にします。今後は、働きやすい職場及び心身の健康を考慮した多様な福利厚生や、グループ別の社員支援プログラム（EAPs）を提供し、あらゆる方面から社員をケアします。
1.快適なオフィス環境
当社は、新製品開発のために頭脳を酷使し、奮闘する社員に休憩、リラックスしてもらうため、広くて快適なオフィス環境と休憩スペース、スポーツセンターを提供し、フィットネス器具、血圧計、体重計、テーブルフットボール、マッサージチェア、倒立器、ウェイトトレーニング器具等を配備しています。
2.保険と保障
• 法規制に基づき、入社日に労働保険、健康保険に加入します
• 団体保険、生命保険、入院治療及び傷害医療費等、健康保険を社員に提供します。扶養家族も自己負担で雇用主賠償責任保険に加入することができます
• 業務中に発生する不慮の事故に備えて、補償保険、海外出張保険など、社員に十分な保障を提供します
• 海外出張中の不測の事態に備え、無制限の海外災害救助を提供します
• 新型コロナウイルス感染症対策として、社員を対象としてワクチン接種保険に加入します
3.サービス・施設
• フレックスタイム制、無料コーヒー、スナック代、郵送物発送
• 社員用駐車場、授乳室、ユニセックストイレ
• 各フロアにコーヒーマシン、電子レンジ、冷蔵庫を設置
• 個人のニーズに応じてリモートワークを申請することが可能
• 政府の方針に賛同し、育児休業取得を支援することで、社員の人生の重要な節目をサポートしています
4.社員のサークル結成を激励
• 各種サークル活動に助成金を支給します。社員10名以上でサークルを立ち上げることができ、外部大会に参加する場合は申込費用を一部助成します
5.心身の健康促進
• 動物とのふれあい• スポーツ教室• 現場医療カウンセリング• ファミリーデー
6.安心できる退職金計画
当社が社員のために設けた退職金制度には、台湾の「労働基準法」に基づく従業員退職規定に定められる確定給付制度、台湾の「労働者定年退職金条例」に基づく確定拠出制度が含まれます。人材を定着させるとともに、社員の退職後の経済的ニーズを支援するため、全社員が自由に参加できる「従業員持株信託」を立ち上げる等、総合的な福利厚生方針を導入しています。
社員の退職金は、勤続年数及び退職前半6か月間の平均給与に基づいて算出し、支給します。当社は、政府が策定した「労働者定年退職金条例」に基づき、労働者の月給の6%を労工保険局の労働者退職金個人専用口座に預金し、拠出額を当期費用として計上した上で、Brogent退職基金監督委員会が管理します（この退職準備金の残高は当社財務諸表の資産に含まれていません）。
2021年5月10日及び2020年12月31日現在、Brogentの退職金基金専用口座の残高は、それぞれ3,610千元及び2,421千元です。また2021年5月11日に既存の社員の旧労働者退職金制度対応勤続年数の清算作業を完了し、旧労働者退職金専用口座を抹消しました。現在、旧労働者退職金制度該当者はいません。
社員の会社
当社は、社員を企業の「資産」であると考え、人を大切にし、士気が高まる使命とビジョンを提供することで、社員が仕事の価値を感じ、楽しく、働きやすく、安全で健康的な職場環境を作っています。選考、育成、配置、定着の人事方針により、学び、成長する雰囲気を作り、社員の自己成長に支援するとともに、適材適所を実現することで、社員が強みを十分に発揮し、会社と共に成長できるように取り組んでいます。2022年に社員エンゲージメント調査を実施した結果、約79%が調査に参加し、平均得点は5点満点中の3.9点でした。
全員参加
キャリア社員の表彰
忘年会で勤続満5年、10年、15年の社員を表彰するとともにバッジ及び記念コインを授与し、勤続社員の長期にわたる貢献に感謝します。
伯楽金選抜
会社の目標を達成に向けて社員がチーム内で協力し合うことを奨励し、チーム全体および会社全体にプラスの影響と成長をもたらすために、毎年優秀チーム「伯楽金」選考イベントを開催し、忘年会で受賞チームを表彰し、奨励金を授与します。
改善提案
社員が会社の事業推進や業務プロセス改善に積極的に参加することを奨励し、自主的に新しいアイデアや具体的な提案を提出することで、会社の業務活動を改善し、業績を向上させ、競争力を強化します。提案は評価、審査した後、四半期ごとに優秀な提案を表彰して奨励金を授与します。
模範社員選考
毎年優秀な社員を模範社員選考会に推薦し、個人のキャリアアップを図ります。
社員は株主
2021年に「従業員持株信託」を立ち上げ、会社が100%補助し、優れた定期定額株式貯蓄プランを提供しています。
本信託は全社員が自由に参加することができ、新入社員も3か月の試用期間終了後に参加することができます。2022年末現在、社員の参加率は96%です。
労使のコミュニケーション
当社は積極的に労使関係を運営し、多様且つスムーズな手段により労使のコミュニケーションを図っています。労働組合の設置、団体交渉協定の締結は行っておりませんが、労使会議実施規定等の規定に基づいて労使会議を開催しており、業務関連の条項や社員の権利と利益について周知を行う説明会も随時開催しています。
スムーズ且つ効率的な社員通報体制を確立し、通報過程における平等性と透明性の確保、積極的な通報の処理や対応を行っています。過去5年間、社員による通報事件はありませんでした。
当社は、福利厚生委員会を設立し、積極的にコミュニケーションを図り、社員のニーズに配慮しながら、多様な福利厚生の選択肢を提供しています。
機関投資家向け説明会を年2回開催し、投資家、社員、社会の皆様に会社の経営状況を説明するほか、四半期ごとに「労使会議」を開催し、社員に企業運営の状況を報告しており、必要に応じて臨時会議を開催し、コミュニケーションを図っています。
重大な経営の変更により、一部の社員との雇用関係を解除する必要がある場合、各運営拠点の法令に従って事前に通知します。