Brogent Technologies, Inc. – フライングシアターメーカー

ESG
環境の持続可能性

持続可能なサプライチェーン

当社の体感型アトラクション設備は、複数のシステムと高度な技術の同期・統合によって構築されています。安全な製品を安定して生産するためには、産業チェーンにおける機械製造、電力制御、ビデオ・オーディオシステム、安全認証などの上流製品を統合する必要があり、これは新世代の新しいメディアアトラクション設備の開発を成功させた鍵でもあります。

当社は、サプライヤー管理原則、新規サプライヤーに対する審査制度、サプライヤーのリスク分類、サプライヤー管理(評価、指導を含む)などのサプライチェーン管理規範及び管理措置を制定しています。これにより、サプライヤーと共同で品質、安全性などの課題に注目し、サプライヤーとの協力関係の最適化に努め、サプライヤーがともに成長するように指導し、体感技術の向上及び企業の社会的責任を果たすことで、持続可能な経営を目指します。

サプライチェーン管理
類似する設備には同じ部品を使用し、一括発注によってコストとリードタイムを削減しました。
中小型設備を追加しました。
現在サプライヤーは549社で、2022年は1社追加しました。
欧米のプロジェクトでは大型鋼構造物に現地サプライヤーを採用することで、現場までの運送と海運によるCO2排出量を削減しました。
新型コロナウイルス感染拡大継続およびロシアのウクライナ侵攻によって原材料の需給バランスが乱れ、入港待ちによるリードタイムの乱れや運賃高騰する中、プロジェクト担当部門と生産管理部門が共に計画に取り組み、即時のフィードバックと対応策を講じたことで、原材料コスト約700万元を節減と期日どおりの出荷を実現しました。
サプライヤーがソーラーパネルを増設したことで省エネ、CO2削減が実現し、20227月から年末までの発電量合計が約840,000kWhとなりました。



サプライヤー管理原則
当社は、品質(Quality)、納期(Schedule)、価格(Cost)の3つの要素を管理基準とし、要件を満たすサプライヤーを選定することで、安定した材料供給と品質の確保に努めています。サプライヤーは、当社の運営における重要なパートナーです。企業の持続可能な運営と成長を共に追求し、Win-Winの持続可能なサプライチェーンを構築しています。サプライヤーがグリーンエネルギーまたは環境保護の認証・ラベルを取得していることは、サプライチェーンのサステナビリティ評価の指標の1つであり、ラベルを取得したサプライヤーを優先的に採用します。さらに、同じサービスを提供可能なサプライヤーが複数ある場合は、より近い距離のサプライヤーを優先的にすることで、社員の出張距離の短縮、製品の輸送による大気汚染を軽減します。





サプライヤーのリスクマネジメント
当社のサプライヤーは、一般資材とアウトソーシングプロジェクトの2つのカテゴリに分かれています。2022年末現在、合計549社のサプライヤーと取引をしています。調達管理プロセスのリスク分析と管理プロセスに基づき、調達リスクと調達額を特定することで、サプライヤーを4つのリスク象限に分類し、それぞれに応じた管理措置を実行しています。



サプライヤー協力規範
当社の新規サプライヤーの評価は、資本金、経営状況、生産能力、実績などを基に一次審査が行われ、必要に応じて現地訪問を行います。新規サプライヤーと取引する場合は、案件の状況に応じて発注契約または発注書を締結し、当グループの持続可能な開発要件の遵守及び人権保護、未成年労働者不採用、雇用、給与・賞与、昇進における差別や不公平な処遇の禁止について承諾する必要があります。また、現地の労働安全衛生関連法規を遵守し、安全で健康的な職場環境を提供する必要があります。



サプライヤー評価
サプライヤー評価のスクリーニング基準



サプライヤー評価プロセス



サプライヤー評価レベルについて



2022年サプライヤー評価レベルと結果
サプライヤー評価には、電子アンケートと年次評価の2つの方法があります。通常、入荷し検品を行ったものをサンプリングして電子アンケートを実施します。本アンケート回収率は98%以上です。その後、アンケート情報と取引状況(取引金額及び特定重点サプライヤーであること)に基づいて年次評価対象サプライヤーを選定します。環境保護、労働安全衛生、労働者の人権等についても評価します。

2022年に5社を対象に実施した結果、平均点数は7882であり、2社がレベルAでした。いくつかの品質異常がありましたが、すべてにおいて再発防止のための改善策が立案されました。